「分散型サ高住」入居者の交流拠点は「見守りスタッフのいる場所」

「分散型サ高住」の役割は2つある

イチイでは「分散型サ高住」を事業として取り組んでいます。

→前回の記事はこちらから)

「分散型サ高住」は地域センターから近距離にある空室を活用します。つまり、地域センターが中心となるため、「分散型サ高住」において地域センターが要と言えます。そう言えるのは、地域センターは2つの役割を担っていることもあげられます。

地域センターには見回り巡回等を行う高齢者のケアに詳しいスタッフを配置します。見回りスタッフの常駐場所だけでなく、入居者の交流拠点としても活用されるのです。

そして、地域センターは入居者同士の交流だけではありません。地元住民に開放しているので、年齢を超えて交流できる拠点でもあります。

この事業スキームを高層の団地内に点在する複数の空室で実施している事例があります。それが「分散型サ高住」で有名なのが長谷工グループが運営する「ゆいま~る高島平」(板橋区のUR高島平団地内)です。

入居者の声からわかる「分散型サ高住」

ここでは「ゆいま~る高島平」に入居している高齢者の声をご紹介します。見守りスタッフの常駐場所がどのように交流拠点になり、どのように利用しているのかがわかります。早速見てみましょう。

「(交流拠点の)フロントでフラワーアレジメントやお茶、絵の教室などのイベントに参加しています。それぞれの先生が教えてくださり、本当に楽しいです」

「コロナ禍の外出自粛のとき体調不良も重なって、フロントに買い物代行サービスを頼み、助かりました。自宅で退屈しなくてすむようにと、スタッフが脳トレゲームのプリントも配布してくれたのですよ」

「“そこに行けば誰かに会える場所”があるっていい。行きたくなければ行かなくていいし、気を使わなくてもいい場所」

((株)長谷工シニアウェルデザイン公式サイトより転載)

このように、日々の生活は自分のペースを崩すことなく自由に、手を借りたい時にサポートしてもらうのが分散型サ高住の特徴なのです。

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