現在イチイでは、高齢者の新たな住まいとして「分散型サ高住」に取り組んでいます。
分散型サ高住は一言で表すなら「コミュニティを重視した高齢者向け賃貸住宅」。住み慣れたまちから離れずに自分のペースで暮らせる住まいを、地域に点在する空室や空き家を活用して作るというものです。
実はイチイでは、既に超高齢社会に向けて新たな高齢者向け住まいを手掛けています。それが「シニア女性専用シェアハウス」です。
シェアハウスとは一戸を複数人で暮らす住まいのこと。もちろん個室は設けられていますが、リビングやトイレ・浴室・キッチンなどの水回りは共用スペースです。若者の住まいというイメージがあるかもしれませんが、実は高齢者と親和性が高い住まいなのです。
そこで今回は、イチイが手掛けたシニア女性向けシェアハウスについてご紹介します。
→分散型サ高住とシェアハウスは似ている? 詳しく知りたい方はこちら
シェアハウス「シニアライフ田無」とは
イチイのシニア女性向けシェアハウス「シニアライフ田無」は元気な60歳以上の単身女性専用のシェアハウスです。居室には家具が備えられているので自分で用意せずとも入居してすぐに快適な暮らしを始められます。
一般的にシェアハウスは「一度入居したら契約期間などある程度の期間は住むもの」と思っていませんか? もちろんそうなのですが、実は同シェアハウスは次のような住み方もできるのです。
・短期滞在
例えば「1ヶ月間、孫の世話を頼まれた」という場合にも最適なのがシェアハウス。出産のお手伝いなどで上京する場合などでもシェアハウスなら1ヶ月からの入居もできるのでホテルに滞在するよりも費用を抑えられます。
・自宅の建替え期間中の仮住まい
自宅を建て替えるとなると仮住まいが必要ですよね。そんな時にもシェアハウスはぴったりです。
シェアハウスは呼び寄せにも最適!
離れて暮らす高齢の親を心配して、子どもが親を近くに呼び寄せたいもの。しかし、自宅で一緒に暮らしたくても家が狭くて同居はできないと場合もあります。そういった場合、近居する高齢者が多いです。一緒に住むとお互いストレスを感じることもありますが、近居なら行き来しやすくそれぞれが個人の時間を過ごせます。こういった場合にもシェアハウスは適しています。
住む人の状況に応じて建てられたシニアライフ田無。思っていたよりも使い勝手がいいと思われたのではないでしょうか。
次回の後編では、気になるシニアライフ田無をご紹介していきます!
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