現在イチイでは、高齢者の新たな住まいとして「分散型サ高住」に取り組んでいます。
分散型サ高住は一言で表すなら「コミュニティを重視した高齢者向け賃貸住宅」。住み慣れたまちから離れずに自分のペースで暮らせる住まいを、地域に点在する空室や空き家を活用して作るというものです。
実はイチイでは、既に超高齢社会に向けて新たな高齢者向け住まいを手掛けています。それが「シニア女性専用シェアハウス」です。
シェアハウスとは一戸を複数人で暮らす住まいのこと。もちろん個室は設けられていますが、リビングやトイレ・浴室・キッチンなどの水回りは共用スペースです。若者の住まいというイメージがあるかもしれませんが、実は高齢者と親和性が高い住まいなのです。
そこで今回は、イチイが手掛けたシニア女性向けシェアハウスについてご紹介します。
→分散型サ高住とシェアハウスは似ている? 詳しく知りたい方はこちら
シェアハウス「シニアライフ田無」とは
イチイのシニア女性向けシェアハウス「シニアライフ田無」は元気な65歳以上の単身女性専用のシェアハウスです。居室には家具が備えられているので自分で用意せずとも入居してすぐに快適な暮らしを始められます。
シェアハウスは呼び寄せにも最適!
離れて暮らす高齢の親を心配して、子どもが親を近くに呼び寄せたいもの。しかし、自宅で一緒に暮らしたくても家が狭くて同居はできないと場合もあります。そういった場合、近居する高齢者が多いです。一緒に住むとお互いストレスを感じることもありますが、近居なら行き来しやすくそれぞれが個人の時間を過ごせます。こういった場合にもシェアハウスは適しています。
住む人の状況に応じて建てられたシニアライフ田無。思っていたよりも使い勝手がいいと思われたのではないでしょうか。
次回の後編では、気になるシニアライフ田無をご紹介していきます!
▼シニアと賃貸住宅に関する記事はこちら▼
内閣府が発表した「高齢社会白書」(令和3年版)によると、65歳以上の世帯は全世帯の49.4%。超高齢化社会の日本では今後も増える見込みです。 これに伴い、単身世帯の高齢者の賃貸住宅ニーズが高まっています。持ち家のほうが良い気がしますが、高齢者の立場になれば賃貸住宅のほうが最適で心地よい暮らしが...